2010年6月3日木曜日

6/2 尾岱沼

ライダーハウス、インディアンサマーカンパニー部屋の中には今まで泊まったライダー達の写真が所狭しと貼ってあって、人気の高さが伺える。多い時はここに60人も泊まったそうだ。最近はすこし減ってらしい。それでも多い時は40人くらい来るらしい。昨夜の夕食は、宿代の代わりに買った花咲カニとコンビニのおにぎり等。ここで1000円以上の魚やカニを買うと無料で泊めてもらえる仕組み。また格安で送ってもらえる。
8:45ごろ おばちゃんに記念撮影してもらって出発
天候は霧、気温6度。寒い!



根室から44号線を西へ走り、一昨日通った厚床から244号線に乗る。244号線はアップダウンの連続。両側は草や木だけ。風蓮湖を通って海岸に出るとすこし暖かくなったような氣がする。また道路が平坦のなったので有難い。風も弱い。相変わらず曇り。標津町辺りまで行こうと思ったが3時も過ぎて来たので、海岸沿いのキャンプ場に泊まる事にした。標津の10kmほど手前にある尾岱沼(おだいとう)キャンプ場。車中泊一台、キャンピングカーが一台だけ。テントは我一人。場所は好きなとこどこでもと言われた。熊は大丈夫と訊くと、2年位前に出て一度閉鎖になったが、今は電冊を張り巡らしたので大丈夫と言う。鼻面を出したイノシシには有効と聞いたが、熊には効果があるのか少し疑問ではある。



本日の走行 83km
支出 2642円


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2010年6月1日火曜日

6/1 鹿の群れと遭遇

初田牛駅を5:40頃出発。夕べは寒くて寒くて、あまり眠ったような気がしない。林の中の平坦でゆるいカーブを走る。とても寒い。車が殆ど通らない寂しい県道。昨日鹿飛び出しがあったので、気を付けて走る。林以外何もない道が延々と続く。落石に着くとやっと家が少し見えた。何げなく両側の林の中を見ると、何と!水芭蕉の群生がある。広い湿原で薄暗い木々の間にしろい水芭蕉が点々と見える。あまり中に入らず写真を撮った。



8時半頃根室駅に着いた。ここから納沙布岬までは20数キロ。しばらくインフォメーションセンターで休憩してから出かける。ゆるいアップダウンが続く道。岬の方は高台のようになっていて、そこを上って更にアップダウンを繰り返しやっと日本の東の端納沙布岬。あいにく曇りで北方領土は見えず。平日とは言え観光客が少ないのには驚いた。岬の景観はそれ程でもない。



日頃の行いか、神の御加護か食事をしてうろうろしている内に晴れてきた。肉眼ではうっすらだが、望遠鏡で見ると建物までくっきり見える。岬にあるライダーハウスは閉まっているので、根室駅近くのライダーハウスに泊まるつもりで急いで引き返した。4時半頃、かなり疲れて到着。電話していたので、おばちゃんが出迎えてくれた。とても気さくで楽しいおばちゃん。コーヒーと花咲カニのみそ汁をご馳走してもらった。今日は80畳の大部屋にたった一人。銭湯に行き洗濯も済ませて宿賃の花咲カニ一杯とコンビニの御弁当で夕食。
昼飯を食べた店で、昨夜泊まった初田牛駅近くはクマがときどき出る場所と聞いてドッキリ。

今日の走行距離 86km
支出 3330円



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5/31 厚岸町から納沙布岬へ

厚岸の愛冠ユースホステルを6時20分に出た。外は快晴。お婆ちゃん、いや、おかあさんと記念撮影し、握手もして分かれた。これからもできる限り続けて行って欲しい。取り敢えず霧多布岬を目指す。初めは上りが断続的に続く。道は良い。風がないので有難い。車が殆ど通らないので鳥のさえずりがよくきこえる。しばらく上って少し道が平坦になった所で、ガサガサとしたと思ったら、10頭位の鹿の群れが目の前を横切った。とっさの事だったので、驚く暇もなかった。よく見ると他にも群れがいる。気を付けながら走る。鹿なら良いけど、クマは困る。林道の入り口にクマ出没注意とある。20km位走った所に涙岬と標識があるので行ってみた。熊笹の中を歩いて500m程。とても良い眺め。でも他には誰もいない。



霧多布岬はさらに20km位の所。朝はバナナとスープだけだったので腹が減ったが、さっき厚岸を出る時、コンビニに寄るのを忘れて食べ物がない。我慢して走っていると琵琶瀬展望台と言う所に店があったので団子を食べた。そこから一気に下り琵琶瀬の町に出る。周囲は湿原。色々な花の群生地との看板があるが、花はまだ早いようだ。しばらく平坦な道。霧多布大橋を渡り、霧多布の町を抜けて急な坂道を上り、3km程走ると霧多布岬についた。燈台の先の歩道を歩いて行くと、素晴らしい景色が広がっている。しかも自分一人。内地でこんな事はあり得ない。



岬にキャンプ場がある。管理人が、オープンはまだだがつかても良いよと言ってくれたが、やはりもう少し先に進もう。山を一つ超えるとあとは平坦らしいので、根室まで行けるかと思ったが、やはり風。それに遠過ぎた。途中の無人駅に泊まる事にした。初田牛駅。駅舎はボロボロで隙間だらけ。近くに生えてるフキをちぎって隙間に詰め込むがあまり効き目なし。
本日の走行距離 88km
支出 1042円

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2010年5月30日日曜日

5/30 釧路から厚岸

9時頃銀鱗荘を出る。オヤジさんと記念写真をと思ったが、先に出かけてしまった。朝飯もボリュウムがあって美味しかった。
国道44号線で厚岸の方へ向かう。途中自転車店があったのでブレーキシューを買った。あいにく一組しかなかったが一応安心。店のご夫婦は優しそうな人で、気を付けてと送ってくれた。
44号線も同じくゆるいカーブとアップダウン。道は比較的良い。時々道端に骨が落ちている。よく見ると鹿の足の骨。多分車に跳ねられたのであろうが、本体が見当たらない。






フキも路肩に沢山あるが、アスファルトを突き破って生えているのもある。凄い生命力である。






道から厚岸の町が見下ろせるところに来た。大きな赤い橋が掛かっていてとても良い眺め。天気は良いのでキャンプとも思ったが、寒いのでユースホステルを予約した。愛冠(アイカップ)ユースホステル。旅館と兼業である。宿泊名簿に62歳と書いたら、たまげた、とてもそんなに見えないと。
免許証を見せたらやっと納得。
時間があるのでお婆ちゃんに教えてもらった愛冠岬へ歩いて行ってみた。100m程の山を超えて行ったところ。500m程手前の駐車場までしか車は通らずそこからはみんな歩きとなる。岬の手前200m位の閑散とした所に立派な動物の博物館がある。閉館まで10分程しかなかったので急いで回る。ヒグマやらエゾ鹿、キタキツネなどの哺乳類や鳥類、魚類、貝類化石まで沢山展示してある。愛冠岬は以前何かでみた事がある。二つの鐘をあしらったモニュメントがあり、ここで2人で鐘を鳴らせば愛が成就するようである。来ていたのは大学生ら3人と私だけ。岬からの眺めは素晴らしい。






帰ったらもう5時半。ユースのお婆ちゃんが心配していた。すぐご飯だと言うので、早いと思ったが食堂へ。夕食は卵とじうどんと刺身、鮭の塩焼き、マスのつみれのみそ煮、ひじきとさつま揚げの煮物、スパゲティサラダ、それにご飯も。ご飯は自転車だから沢山食べろと言うが、そうは食べられない。ご飯を食べてからお婆ちゃんの話を聞いた。透析をしていて足が悪いお爺ちゃんと、病気がちな妹さんの世話をしながら、このユース(旅館)をやって行くのは大変だと少し愚痴っぽく言っていた。また、先日いつも風呂に入りに来ていた近所のお婆さんがなくなり、昨日が葬式だったと、とても寂しそうにしていた。戦争でお父さんを早くなくし、17歳から大人に混じって仕事をしてきたことも。

走行距離 54km
支出 5800円

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5/29 いよいよ釧路市

浦幌のキャンプ場を9時前に出発。キャンプだとどうしても出発が遅くなってしまう。隣のハーレーライダーと朝少し話した。茨城から来たそうで、元は館林だそうだ。北海道は何度か来たが、今回は6/5までの予定で、まだ行っていないポイントを回るとのこと。
38号線に出て、釧路の方へ走り始める。ほどなくしてハーレーが手を振りながら追い抜いて行った。38号線も低い山のあいだを縫うように緩やかなカーブとアップダウンの繰り返し。ようやく白糠町あたりでほぼ平坦な道路となる。遠くに釧路市が見え始めると、道は釧路目指して一直線になる。今日の宿はさっき予約したライダーハウス「銀鱗荘」。25km位だから2時間もかからないと思ったが、やはり敵は向かい風。道は良いのになかなか進まず。2時間半程かかって4時頃到着。オヤジさんが迎えてけれた。お世辞にも綺麗とは言えない所だが、安く泊まることが出来れば有難い。夕食は700円で作ってもらえると言うのでお願いした。オヤジさんに地図をもらって銭湯へ行ったが、何と!女湯に入ってしまった。番台の女の人に言われて慌てて出たが、パニックとなった。入り口で左側に赤い文字が見えたので右が男だろうと入ってしまった。文字は両方とも赤で書かれていた。番台の女の人は、たまに間違える人がいますと、フォローしてくれたが、あーびっくりした。しかし、せっかくの出来事だったのに、何も見る余裕はなかった。(笑)
コインランドリーで選択を済ませ、オヤジさんの作った夕食を食べた。このオヤジさん、全国あちこちに居た事があると言う事で、色々な事をよく知っていてとても面白い人。沢山話をしたが、釧路の町では周辺に大規模店舗が出来たため、中心部はすっかり活気がなくなってしまったと言う話は切実であった。同じような話は仙台でも久慈でも聞いた。
8時頃までテレビを見ながらメールをチェックしたりしていたが、疲れが出たかそのまま寝てしまい目を覚ましたら夜中であった。

途中の道端 フキが一杯



道の向こうは釧路市



今日の走行距離 78km
(銭湯往復含む)
支出 2797円
(内銀鱗荘宿泊と夕朝食 2200円)

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5/28 大樹町から浦幌町

大樹町の道の駅を6時過ぎに出た。快適な宿だったが一つ欠点が。照明が一晩中つきっぱなし。バンダナを顔に乗せて寝た。夕べのおばちゃんは車の中で寝ているようだ。それにしても女の人が車での独り旅は珍しい。
国道336号をひたすら走る。天気は曇りでかなり寒い。途中にナウマン象発掘場所があった。






しばらく真っ直ぐだ。道の両側は何もない。しばらくすると山あいの道になり、アップダウンが始まった。風もかなり強い。相変わらず何もない。山と、時々牧場があるくらい。こんな道が40kmくらい続く。海岸の方に曲がると沼があるらしいので行って見た。湧洞沼という海岸線のすぐ近くの大きな沼。大勢人がいるので訊いて見たら、海岸のごみ拾いだとか。これからシーズンになると大勢釣り人がくるらしい。展望台に上がると沼と海岸が一望できる。曇っているので海の色はあまり綺麗ではない。沼は濁った色。引き返して元の336号に戻った。沼まで往復13km余り。
しばらくして浦幌町に着いたが、目的の道の駅はまだ先。途中おじいさんに道の駅を訊いたが知らないと言う。ただ浦幌の駅の方へ行くなら、こっちの道の方が近いと言われ、その通りに進む。確かに近かった。
道の駅は浦幌町の外れ。とはいっても自転車で5分も行けば駅に着く。市街地だけなら10分で一周出来そう。道の駅はこじんまりしていて、テントを張るような場所はない。後ろの方にキャンプ場があったので行って見た。一人500円。近くの風呂へ行って、スーパーで食材を買う。さすが北海道。味つけのジンギスカンが沢山ある。玉ネギも買い,刻んでジンギスカンに入れて 鍋で煮る。ビールも買って来た。結構うまい。7時ごろ隣にバイク野郎が来た。すぐ寝たようである。






本日の走行 84km余り
支出 2832円

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2010年5月27日木曜日

5/27 黄金街道

今日も風は強いが昨日程でもなさそうなので、出発することにした。リヤカーおじさんこと中村さんも一緒だ。ここから北はコンビニも無いと言うことで、おかあさんが2人におにぎりを持たせてくれた。おじさんライダー2人も出発するようだ。皆で記念撮影して、9時ごろ出発した。出だしは風もいくらか弱く、少しは走れたが、だんだん強くなり、吹き飛ばされそうになる。仕方ないので降りて押す。海はかなり荒れている。乗ったり押したりしながらようやくえりも町を出た。ここから黄金道路と呼ばれる道。山が海岸線まで迫っている。そこに道路があるので、殆ど波打ち際を走っているため、大きな波がくると道路にまで水が掛かる。海が荒れているので昆布拾いが盛んだ。道路際からいかりの様なものをつけたロープを投げ、波に漂う昆布を引き寄せる。落石や崩落を防ぐため山肌にはネットやコンクリートで覆った所が多い。道路はその大部分が覆道(道路をコンクリートで庇の様に覆っている)となっている。トンネルも多い。このためこの道路には黄金を敷いた程にお金が掛かったので、こう呼ばれるそうだ。えりも岬を出てから黄金道路を抜けるまで焼く40km。本当に店らしきものは何も無い。広尾町に入ってからもしばらくは店が無い。持たせてもらったおにぎりが唯一の食糧だ。広尾に入っても風は結構吹いている。それも向かい風。なぜいつも向かい風なのかと呪いたくなる。ここから少し内陸に入って大樹町の道の駅を目指す。宿に常駐していたさすらいの釣り師によると、大樹町の道の駅は暖房完備でしかも畳まで有るらしいので、少しは回り道になるが、楽に泊まれる方が良い。大気町まで27kmの辺りから雨が強くなって来た。先日の事もあるので、今日は早めに完全武装して走る。336号から236号に入る。北海道らしいまっすぐな道。ずっと先まで何にも無い。何もないのが見えているだけにちょっとウンザリ。相変わらず向かい風でスピードは出ない。ようやく5時半ごろ道の駅に到着。釣り師の話は本当だ。立派な休憩所。隅が一段高くなっていてたたみが3枚敷いて有る。九州から車で北海道へ、道の駅で泊りながら旅行しているおばちゃんが居た。何と、あのリヤカーおじさんと同じ福岡で同じ町。

昆布拾い


道の駅の休憩室


本日の走行距離 70km
支出 903円


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