道の駅 伊豆のへそ
とにかく寒かった。足はそれほどでもないが上半身が寒い。背中から冷えて来るようだ。あまりの寒さ何度も目覚め、ついに4時半ごろ起き出し、湯を沸かしスープを飲みパンを食べる。食べると少しは暖かくなる。明るくなるまで中でこもる。
テントもシートも夜露でびっしょり。乾かす場所も時間もないのでそのまま畳む。
7時半ごろ出発。寒いのでMACへ入ってコーヒーとマフィンのセットを注文。200円。マフィンはパンよりおいしい。雲は全くなく快晴。本当に寒い。防寒手袋が欲しいくらいだ。2-30分走るとようやく温まって来た。民家のそばで止まって上着を脱いでいたら、畑にいた人が「何をしている」と声をかけて来た。自転車で回ってる旨話したら、「群馬からかそれはすごい。群馬の下仁田に行ったことがある」と言う。いろいろと話している内に野菜をあげると言う。大きな大根を差し出されたがさすがにそれはちょっと。
それならと、奥さんがサラダ人参を、すぐ食べられるように洗って持たせてくれた。
可愛い人参で、かじると甘みがあって美味しい。
松崎町から道が二本。海岸寄りと山の方。海岸寄りを走ることにしたが、外れだったか。今までより坂がきつい。
最初の峠の少し手前の展望で群馬笠懸の御夫婦に出会った。群馬の人に出会うのは始めてかな。上毛新聞のシャトルを見てくれるようお願いした。
下りになるかと思うとまた上り。そんな事の繰り返し。いい加減くたびれて、少し暗くなりかけた時、(ライダーハウス2.2km先一泊700円)。その後もあと1.8km、あと100mの看板。いずれもそんなに古く無い。最後の看板に電話番号あり。
しかし「この電話は現在使われておりません。」場所は急な坂の上のようなので行くのはやめた。無責任な看板は外して欲しい。とうとう5時過ぎて暗くなる。道の駅まではまだ20km近くもあるのでギブアップ。やむなく看板の民宿に電話して泊まることにした。
教えられた道を下り始めて気付く。この坂を明日上るのか。下りは益々きつくなる。これは押して上がるしかない。
宿泊料は一白二食で7350円
食事もお願いした。
今までで一番贅沢な宿。めぐみ荘。
部屋も設備もきれい。流木の飾りや木の彫刻、椅子、ポット置きなど手作りと思われるものが沢山。ここの御主人とおじいさんが作ったと言う。
洗濯もさせて貰った。また、明日上まで亭主が送ってくれると言う。良かった!
今まで最高の贅沢料理
亭主が、頑張ってると言う事でビールをサービスしてくれた。
いろいろサービスして貰ったので結果的にはあまり高くないかもしれない。
携帯圏外 通じず
走行距離 74km
支出 918円
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