2010年11月9日火曜日

11/6 久々のユースホステル

6時起床
昨夜は寝袋にナイロンシートを被せてみた。寒くなかったがシートの内側に水滴。寝袋の表面にも。寝てるときこんなに汗をかいているとは改めて驚き。
乾かすのに時間が掛かる。
釣り竿を持って通りかかったおじいさん。私が群馬から来たと言うと、「昔、トンネル掘りに来ていた人が群馬だった。確か、とちおと言う人だった」と言うではないか。ビックリである。
竹野から海岸通りをやめて県道9号線に入る。しかしここもきつい坂道。峠の名前が鋳物師戻峠。重い鋳物を背負った職人が上るのを諦めて戻ったということか。



峠をしばらく下った所で女性チャリダーと会う。
紙芝居をしながら自転車で全国を回っていると言う。当初は紙芝居道具一式を積んで走っていたが、あまりの重さに耐えかね、最近では紙芝居道具を先に現地に送るそうだ。もう1人の女性と組んで紙芝居音楽会と称し、保育園や学校や敬老会などに出かけて活動しているらしい。名前はグレッチさん。もちろん日本人。



城崎温泉という所に着いた。知らなかったがここは関西では有名な温泉地。宿も店も沢山あって、大勢の観光客で賑わっている。
城崎を過ぎてから県道11号に入る。ここもきつい峠。その後は県道17号線。峠で昼飯。昨夜炊いておいた人参ご飯。



食べていると道の反対側でガサゴソと物音。よく見ると誰かが木をかき分けて山に登ろうとしている。何か採りに来たのであろう。「何か採れるのですか」と声をかけるとちょっと驚いた様子で「ウラジロを探しに来たが良いのがなくて。地元の人ですか?」 私「いいえ違いますよ」 その人「最近はあちこちでクマが出るので危なくて」 私「山の中をうろうろしていると鉄砲で撃たれますよ」 その人「だからこんな服着ているのだが」などと言いながらどんどん登って行って見えなくなってしまった。多分山芋掘りであろう。ウラジロならわざわざこんな所までくる訳はない。この辺はあちこちの登り口に「山芋や山菜採りの入山禁止」の看板が立っている。
国道312号から176号でようやく宮津。少し手前のガソリンスタンドで声を掛けられて止まる。公園に泊まると言うと、最近はこの辺りも熊が出るので危ないと言う。安い宿ならユースホステルがあると言う。そう言えば調べるのを忘れていた。丁度天の橋立のところにユースホステルあるのだ。スタンドの人が何人も来てユースホステルの場所を教えてくれた。この辺の観光案内なども沢山いただく。そして、柿でも持って行けと、目に前にある柿の木から柿を取って渡してくれた。5km先のロープウエー乗り場近くに天の橋立ユースホステルがあった。例に漏れず坂の上。でも距離が短いので助かった。近所にコンビニなどは無く、自炊になった。泊客が使えるキッチンはないのでベランダである。途中で芋を買っておいたので芋ご飯を炊いた。ユースにくる途中、閉まりかけた土産物屋でビールと焼きちくわも買っておいたのでまずまずの夕食。しかし、他の泊客がおいしそうにユースの夕食を食べているのを見ながらではちょっと寂しい感じは否めない。少し後から来た客もユースの夕食は摂らず、コンビニ弁当を食べ始めた。今日はこの福井から来た人と同室である。

走行距離 71km
支出 5205円

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