2010年8月30日月曜日

8/28 しまなみ海道

福山の民宿竹の家を9時頃出発。また国道2号線暑いので止まってばかり。途中でまたバイパスになり通れなくなる。仕方なく左にある山間の道を走る。バイパスが通れたら楽なのに。いつも自転車は締め出しを食らう。小さな池にゴルフの打ちっぱなしがある。こんなのは珍しい。ボールはとよく見ると波で一カ所に集まっている。






うまく考えたものである。
しまなみ海道の起点である尾道に着いたが、どこから入って良いやら。一応車の入り口を目指すがやはり自転車は入れない。ネットでホームページを見てもはっきりしない。googleで調べると、どうやら橋まで行かなければならない様子。しまなみ海道は自転車で通れると聞いた時、当然のように自動車専用道路と並行にずーっと橋を連続して走れると思っていた。ところが違うのである。並行に走れるのは橋の部分だけで、あとは一般道路を走るのだ。ところがである。尾道大橋への上がり口まで行くと、自転車はこの先の尾道港からフェリーで渡れと表示されている。この橋は渡れないのか。しばらく行き、表にいた旅館の女将風の人に尋ねたら、通れるけどフェリーの方が楽ですよと言う。楽で無いのは承知の上なので引き返して橋に上がった。やっとしまなみ海道の始まりである。この橋はどう見ても普通の橋。車の脇の狭い路肩を走る。出口に料金箱。自転車は10円。向島の一般道を走り次の因島大橋。やっとしまなみ海道の橋らしくなった。二階建て構造で下は歩行者、原付、自転車。







入り口付近で下を覗いていたカブのおじいさんが話しかけて来た。この人、尾道の観光案内人で今日は因島の祭りを見に来たという。水郡祭りと言ってかなり賑わうらしい。今まで大きな祭りに遭遇した事は無いので、せっかくだから見る事にする。ついでに「泊まる所はないですかね」と訊いてみる。「民宿はたくさんあるよ」「いや、民宿ではなく、できればただの所」「キャンプ場ならあるけどね。有料だね」。因島大橋を渡り終えた所にさっきのおじいさんが待っていた。橋の下の方を指差し、「灯台の近くに御堂があるだろう、あそこは88箇所巡りの一番札所で、戸は開いてるから泊まれるよ。」ラッキー!
因島水軍祭りは村上水軍の歴史に基づいた、この辺りでは有名なお祭りのようである。開始は4時と言うことなので行って見た。露店のテントが沢山ある。海岸でからはすでに太鼓の音がする。





祭りはストーリー性が有り、戦いに行った水軍を迎えるところから、最後に全部の軍団が集まって勝どきをあげる。途中に太鼓や色々な踊りが入る。砲術隊も来て古式砲術を披露した。100匁銃はさすがにど迫力。100匁と言うと365gである。玉の重さか火薬の重さかは分からないが。暗く成ると人はどんどん増え、さながら日比谷のタイフェスティバルのようである。最後は定番の花火。規模は小さいが近くでみると迫力十分。
祭が終わって一番札所に向う。

走行距離 42km
支出 6232円
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