2010年8月30日月曜日

8/29 無人島

第一番札所は寝苦しかった。8畳か10畳ほどで意外に広い。締め切っていたため暑い。窓を開けて窓際に寝た。宵のうちは風も少しあったが夜中から全く無くなり暑い。蚊はほとんどいないのは幸いだったが、急に何やら細い大きな虫が体にくっついたので慌てて払いのける。しばらくしてまた這ってきた。月明かりでよく見るとナナフシ。つまんで外に捨てる。ようやく少し風が出て涼しくなったと思ったら今度は外で足音と、何やら探す物音。まだ夜明け前で暗い。それからは眠れず。明るくなってよく見ると外にスーパーカブ。灯台の下の方に人影が見える。釣り人らしい。御堂を出て水道の近くで朝食。朝からカレーが良いと言うので持っていたチンご飯とレトルトカレー。

因島八十八箇所巡り一番札所











一番奥の小屋が札所








昨日水軍祭りの会場をとおってさらに一般道を走る。幸いにもコンビニは所々にあり、買物には困らない。井口大橋の手前で休んでいるおじんチャリだーがいる。話を聞くとこの人、しまなみ海道が出来てから10年くらいで、もう1000回くらい通っていると言う。料金だけでももう80万円暗い払ったと笑っていた。毎回全部の橋を渡っている訳ではないらしいが、1000回ならそれ位になってもおかしくない。60才の時病気をして、そのリハビリで自転車を始めたとか。良い場所を探してはスケッチをしていると言う。一度はトンネルの中で車に跳ねられ、背骨を折る大怪我をし半年療養したらしい。「日本一周か、いいな、俺もやって見たいけど、病気を抱えているので自信がないな」と。でもそれだけ元気なら大丈夫ですよ。
伯方・大島大橋の中間の無人島に無料のキャンプ場があると先ほどのオジンチャリだーに聞いたので気を付けて走っていると、なるほど橋の中間に下りる道がある。車は通れず、自転車と原付きと歩行者専用である。キャンプ場に着くと、そこは目の前が砂浜。堤防の内側がキャンプ場になっており、トイレも流しもある。大きな藤棚があって中年の男が4人いて、泳いだり、ハンモックに寝ていたり、堤防に座ったりしている。一人の人に話しかけると、みんな仲間でこの所、毎週のようにここへくるのだそうだ。車が入ってこないので静かで良いと言う。今日はここに泊まることにして、荷物をおいて食材を買いに出た。そのあと私もTシャツだけ脱いでそのまま海に入ってみた。水はそれ程冷たくは無く、とても気持ちが良い。久し振りに泳いでみた。10年振りだ。体がすごく重く感じる。遠浅でないので少し沖へ行くともう足が届かなくなり危ない。岸に沿って何度か行ったり来たり。
4人組の一人がやはり自転車で10年程前に北海道を回ってきたと言う。同じ外周でも微妙にコースが違ったようである。しばらくみなさんと話をしているいたが、夕方になって4人は帰るので記念写真を撮らせてもらう。一人はブログに載るのは困ると言うので入らなかった。







もう一人の人に、今治に来たら寄ってくださいと名刺をいただいた。日高モータースの日高さん。社長さんだ。
6時頃みんな帰って行った。今夜この島に居るのは私一人か?
走行距離 48km
支出 1413円

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