2010年9月2日木曜日

8/30 無人島の朝

無人島の一夜は今までの数あるキャンプでも最も快適な場所の1つであった。気温も幾らか下がったようで、暑苦しさは感じなかった。水があまり冷たく無いのは分かっていたので起き抜けに流し場の水をかぶる。非常に気持ちが良い。そのあとコーヒーを沸かして飲む。至福のひとときである。









パンをかじり、ラジオを聞きながらブログの更新などしてしばらく過ごす。今日も暑い。9時頃また海に入って泳いでいると、大学生風の男の子二人が自転車でやって来た。「海に入って泳げば、濡れてもすぐ乾くよ」と言うと一人がじゃ入るかと言ってズボンを脱いで入り、「うわーヤバイ、気持ちいい」と叫んだ。もう一人もズボンをたくし上げて入ってっ来た。レンタルの自転車でしまなみ海道を走り、そのあとは電車で香川の方へ行くらしい。昼前に学生の二人を残して島を後にする。最後の橋の手前の道に駅で雨が降り出し、長い間雨宿り。上がったと思って走り始めたら、先程より強い雨。橋の直前にあった四阿に飛び込んだ。チャリだーの先客が寝ていたので、声を掛けたが反応なし。又だ!しばらくして雲が切れやんで来た。と見るとその男座っていた外をみている。もう一度戻ると声を掛けたがやはり無言。これ以上は無理とさっさと引き上げた。琵琶湖の男を思い出す。世の中にはこう言う人も結構いるんだ。橋を渡った所の展望台へいってみる。周囲が見渡せてとても良い景色。









造船所も良く見える。タオルで有名な今治は造船の町でもあるのだ。すごく古いハーレーに乗ったお兄さんがやって来た。訊くと1949年製。私より一つ若い。ギヤは足元にあるシフトレバー。クラッチは左足。クルマと同じだ。慣れるとそんなに大変じゃないと言うが、私には乗れそうもない。こんなに古いのでは部品が無いのではと訊いたが、部品は結構手に入れやすいと言う。ついでにこの辺で泊まる所は無いかと訊いたら、いろいろ教えてくれた。
ここは暴走族がくるとか、こっちの海水浴場は泊まれるとか。次の道の駅も大丈夫らしい。御礼を言って出発。もう5時を回った。道の駅までは20km近い。手前の海水浴場にしよう。今治駅近くに昨日は名刺をくれた日高さんがいるので寄ってみる事にする。電車のガードしたの日高モータースはすぐに分かった。冷たいコーヒーを頂いて話している内に、良かったらここの二階に泊まって行きませんかと言う。昼間は休憩に使うが夜は空いているらしい。願ってもない話なので泊めていただく事にした。そのあと温泉に連れて行って貰ったり、奥さんの手料理を事務所に運び、やはり昨日会ったもう一人の武内さんも来て、一緒にすっかりご馳走になった。風呂の帰りに市内案内してもらった。大丸百貨店は2年前に閉鎖。他にも大きな店が沢山辞めてしまい、借り手も買い手もないまま放置されていた。造船もいまでは中国、韓国にシェアを取られているようだ。
走行距離 29km
支出 746円

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