2010年9月26日日曜日

9/20 屋久島 美人外国人

7時の屋久島行きフェリーに乗る。一日一便なので不便だ。昨夜はドルフィンポート前の公園だったが蒸し暑いのと、いつまでも人声がするので寝苦しい夜だった。自転車はフェリー一番乗り。まずコンセントの有る場所を陣取った。隣に来た二人連れ。一人は学生でもう一人は社会人。昨夜は同じカプセルホテルで泊まってと言う間柄。
若い方は福岡の大倉さん21歳、もう一人は東京の松永さん37歳。それぞれ前準備をして屋久島を目指している。私が何も下調べしてないのでいろいろ教えて貰った。
松永さんデッキへ行ったっきりずーっと戻って来ないので出てみると、美人の外国人と一生懸命話をしている。因みに松永さんは独身。英語が達者なんだなとそばに行くと、日本語。彼曰く、彼の英語より彼女の日本語の方がずっとレベルが高いのだそうだ。彼女はアメリカのジョージア州出身。ジョージアの歌が有りますねというと、彼女、レイ・チャールズの(我が心のジョージア?)を歌い出した。邪魔しては悪いので草々に退散した。ブログに載せるから3人で写真をと思ったが松永さんがデッキから戻って来ない。仕方がないので大倉さんを誘ってデッキへ行き、Bonnieさんと言うアメリカ人女性も一緒に撮った写真がこれです。右から松永さんBonnieさん大倉さん。







屋久島が見えて来た。







屋久島に着いてから4人で昼飯を食べた。松永さんはBonnieさんと喋ってばかり。食事後それぞれ自分の方向へ。Bonnieさんはあいにく松永さんとは行き先が違うようだ。
夕方までに宮崎さんに紹介された日高さんを訪ねればよい。日高さんの家まで約30km、ラクチンと思ったが上り下りばかりで有る。それに蒸し暑い。そう甘くはない。立ち寄った屋久杉工芸品の店の人、お母さんの実家が群馬だという。当たり前だが、群馬の人も全国に散らばっている。安房で雨が降って来たので雨宿り。路面がずいぶん濡れているのでそれまでかなり降っていたようだ。自転車できたと思われる若い女性がいる。訊くと途中で突然降って来てすっかり濡れてしまったそうだ。時間はまだあるので屋久杉記念館に行って見る事にする。案内によると右に曲がって3km。走り始めたらかなりの上り坂がずっと続く。通りかかった車から「がんばれ」言う声が聞こえた。汗だくになってようやく到着。屋久島の自然や屋久杉の生い立ちなどを詳しく紹介している。屋久杉は小割りしやすく油分を多く含むので屋根葺き用に珍重され、年貢の代わりにも納められたようだ。米一俵に相当するのが10cmx35cm位で厚さが7mm位に割った板2500枚だったそうだ。屋久杉と他の木のブロックが置いて有り、重さを比べる。軽い。どの木よりも軽いのである。年輪が詰まっているに不思議な事だ。屋久杉自然館からの下りは気持ち良かったが、元の道に戻ってまた上り下り。教えられた場所にたどり着くと、息子さんが出迎えに来てくれていた。今日の宿は日高さん所有の山荘だ。一軒丸ごとお借りできる。すごく贅沢な事。
前には海が横たわり、後ろには山が聳える素晴らしい所。
夜は日高さんに御夫婦と息子さんとで居酒屋に連れて行っていただき、地元ならでは料理を沢山ご馳走になった。日高さんも息子さんも屋久島登山のガイドをされている。日高さんは最近ガイドがどんどん増えているが、いざと言う時に適正な対応ができる技術を持つガイドは非常に少ないと憂いていた。

走行距離 36km
支出 5650円
-- Post From My iPhone

0 件のコメント:

コメントを投稿