2010年6月13日日曜日

6/11 礼文島 その2 桃岩荘

桃岩荘はトンネルをくぐって急坂をどんどん下り、舗装道路を外れ砂利道を更に下った所にある。元はニシン漁の番屋だそうだ。面白いと言うより衝撃的な宿。昔のユースホステルを私は知らないが、聞き及んだ知識の限りでは、昔の面影を色濃く残した、なんて言う生易しい物では無い。ユースホステルをよりパワーアップさせたような所だ。酒は当然ダメ。起床消灯などは厳しく定められているのはもちろん。起床は6時半、消灯就寝は10時半。それに30分の時差がある。進んでいるのだ。19時頃、愛とロマンの8時間コースを歩いてきたここの客が帰って来ると、ヘルパー全員が屋根に上がり、旗を振って大声で迎える。もちろん今いる客も一緒に迎える。食事のあとはミーティング。何をやるのか楽しみにしていたら、これが圧倒的な迫力で進められる。折りしも丁度日没時、全員外にでて夕日に向かって大きな声で歌を歌う。ヘルパー(スタッフ)の一人が大声で歌詞を先読みするので、みんなで歌える。3曲目は吉田拓郎の(落陽)最後のフレーズを日が完全に落ちるまで繰り返す。みんなの顔が赤く染まっている。何故か感動的なシーン。
この後、礼文島の紹介、明日のハイキングの紹介、歌唱指導や踊りの指導がそれぞれのヘルパーによって面白おかしく、しかも体育会系のノリで過激に行われる。おじさんにはちょっとついて行けないところがあるが、客層をみると結構同年代が多い。今日の客は全部で20人余り。外国人も。イスラエル,ハンガリー。
桃岩荘の前でくつろいで居る泊まり客


今日の走行距離 46km
道を間違えて走った分も含む
支出 9036円
内フェリー3190円
宿泊 4950円
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