2010年6月29日火曜日

6/27 瀬棚町

弁慶岬は朝日も拝める。さすがに直接海からではなく多分積丹半島の上からだが。あいにく雲が多く綺麗な朝日は拝めなかった。昨夜一緒に夕日を見ながら飲んだのは千葉の長田さん。車で北海道を回ると言う。
昨夜はアリがテントに中に入って来たり、夜明け前から駐車場で車の音がして余り眠れず、寝不足気味。海岸沿いの道はトンネルの連続で同じような景色が繰り返される。トンネルは歩道が無いのも多く、緊張を強いられる。幸い交通量は少ない。しばらく行くと山側に何かの碑。見ると、千代丸事件慰霊碑と有る。昭和8年、千代丸と言う密漁船を追っていた5人の漁師が、逆襲されて命を失った事件が有ったらしい。






密漁禁止の看板が目に付くこの辺りだが、大正時代から密漁の被害に泣かされている様だ。
午后2時ごろ、瀬棚町に入りコンビにで買い物していたら。同じ様に自転車で旅をしているおっさんに出会う。装備を見ると結構旅慣れている様子。フェリーで奥尻島に行って来たが、今日はもうこのへんで泊まると言うので一緒に場所を探す事にした。コンビニで聞いて、近くのキャンプ場を目指した。2km程と言ったが、最後の1キロはすごい急坂。ここも青少年旅行村なのに、まるで自転車を拒んでいる様な坂で有る。仕方無いので、汗だくになって押して上った。入村料400円。テント1張り800円。北海道では異例の高さ。おっさんいわく、フェリー乗り場の方に公園が有ったのでそちらで探そう。今来た坂を下ってフェリー乗り場へ。確かに公園が有り、端に大きなコンクリートのステージがあった。この上が良かろうと言うおっさんの意見に従う事にした。荷物をおろし交代で風呂へ行った。町営の風呂が近くなのは嬉しい。さっきのキャンプ場であれば帰りにまた汗をかいてしまうところであった。







このおっさん、岐阜の方で65
才。元高校の先生で早期退職して全国を車でまわり、60才から自転者に目覚め、その後は自転車であちこち回っていると言う。バッグは手造り、装備もいろいろ工夫がされていて、とても参考になった。朝夕はいつも自炊という事で、ご飯も炊く。調味料は塩、胡椒、醤油はもちろんサラダオイル、みりん他、一通り持っている。他の装備は簡素化してもこれはかなりこだわっている様子。
走行距離 59km
支出 2008円


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