2010年6月15日火曜日

6/14 天塩

昨夜一緒に泊まった埼玉の安藤さんと7時頃出発。方向は反対だ。天気は霧。おまけに向い風。少し走るともう人家は無く、左は丸くて低い山が並び、右は日本海。抜海を過ぎるても景色は変わらず。何もない道を黙々と走る。向い風でスピードは10km程、時には8km。途中何度も止まりながら40km程行った所に大きな休憩所。男性2人が私の旗をみて話しかけて来た。2人共それぞれ車で北海道を放浪(失礼)している様だ。男性の一人がこの休憩所を掃除しているおばちゃんに話しかけた。このおばちゃん、すぐ側で牧場をやっていると言う。牛乳を飲ませて頂けると言うので、男性と一緒について行った。山の間の道を抜けるとすぐそこは意外にも広い平地で牧場が点在している。さすがに生乳は飲まない方がいいらしい。たいてい下痢をするとか。一度加熱した物をいただく。美味しい。牧場は数あるが牛乳を飲ませてもらったのは初めて。感激である。ペットボトルにも詰めて戴いた。男性(田中さん)は生乳を分けてもらっていた。寺本牧場さん有難うございました。






その後も霧の中を延々と走る。昼は稚咲内でたった一軒ぽつんと有る食堂で昼食。左はサロベツ原野に変わって来た。天塩まで15km程の所の休憩所で女性ライダーに出会った。小型バイクでライダーハウスで泊り継いで北海道を回ると言う。桃岩荘も是非行きたいと言っていた。もう一人男性も居てこの人も車に自転者を積んであちこち走っているらしい。
やっと天塩に着き、食料を買ってライダーハウスへ。ここは鏡沼海浜公園。キャンプ場にライダーハウスが併設されている珍しい所。200円と安い。プレハブの少し歪んだハウスには先客が1人居た。チャリダーだ。年は少し上か。大阪から来た村上さん。今回は北海道を半周らしい。何度もロングツーリングをしているベテランだ。
側に温泉があるので入ってきた。宿泊設備まである立派な設備。公園も温泉も町営では無く民間委託だと言う。昨夜の稚内にもあったが、果たして採算は合うのか。ついつい心配してしまう。

走行距離 69km
支出 950円

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1 件のコメント:

  1. 天塩は小説「熊嵐」の舞台場所、熊には十分気をつけて

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