2010年7月13日火曜日

7/11 十日町キャンプ

キャンプ場コテージの朝。いつもと違ってゆっくり起き出した。釣り好きの1人は早くからそばの池で釣りをしているらしい。
顔を洗ったりしているうち、何人か起き出して昨日の残りのビールを飲み出した。まだよく冷えていると言うので私もいただく事に。朝からビールなんてこの上ない贅沢。我らシェフの正田さんは忙しく朝食の準備。メニューは焼き魚(粕漬け)味噌汁、スクランブルドエッグ他。他の連中も手伝い朝食。私は何もしなくて良いとの事だがほんと申し訳無い。でもラクチンである。食事後もめいめい散歩や昼寝(朝寝?)。私も昼寝なぞしたのは本当に久し振り。釣りをしていた大津さん。何か10匹程釣れたようだ。しかしこれはテーブルに乗る事はなく、池に返されたもよう。チェックアウトは延長して午後3時なのでのんびり出来る。少し荷物の整理などしているともう昼。正田シェフが又腕を振るう。昼食は軽めのうどん。午後3時過ぎ、みんなにふたたび見送られて出発。みんなのお陰でしばし楽をさせてもらったが、また現実の日本一周の旅に戻る。






あいにく小雨なので取り合えず十日町の道の駅に来た。風呂もあって良い所だが建物は22時に全部閉まるそうで、泊まれる様な所はない。街中の道の駅はたいていダメだ。野菜やスイカを売っているおじいさんに「ここに泊まろうと思ったけどダメですね。」と言ったら「ここは無理だな。そんなら駅の裏口ほくほく線のガード下なら大丈夫だ。あそこなら誰も何にも言わないよ」と教えてくれた。このおじいさん、「わしも若いころ自転車で日本一周したよ」と言う。「50年くらい前ですか?」と聞くと、「もっと前だな。」「その頃なら何にも無くて大変だったでしょう」と私、「今みたいにブルーシートは無いし、テントはごつくて重いので紙に何度も油を塗って乾かした油紙でテントを作って持って行った。真ん中の棒は現地でその都度調達した。これは軽いので良かった」「北海道で寝ている時、テントの中にヒグマが入って来て肝を潰した。釣った魚を食べ、残り半分をテントに入れていたので、その匂いに惹かれて来たんだろう。クマもびっくりしたようで、慌てて逃げて行った」「地元の人にいろいろ親切にしてもらったし、大変だったけど楽しい旅だった」その後特攻隊での生還の様子など話してくれた。昨日の事のように細かい事まで話してくれた。別れ際に「気をつけて回れよ」と言ってくれた。おじいさんに教わった場所に来て見た。広いガード下はこの駅を利用する人のための駐車場になっていて、柱の陰で駐車出来ないデッドスペースがある。テントを張るのに格好の場所だ。

走行距離 14km
支出 1250円

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