2010年7月16日金曜日

7/14 親不知、子不知

道の駅 うみてらす名立のバス停。車の音はうるさいし、ベンチは狭くて寝苦しい。5時ごろ起き6時ごろ出発。



昨日の続きの自転車道を走る。トンネルが続く所は薄暗いがこの辺は左は山、右側に民家が屋根を連ねその向こうは海が見える。列車に乗って車窓から景色を眺めているつもりで楽しみながらノンビリ走る。
道端にいたおじいさんに、いつ頃まで列車が通っていたかと訊くと、20年くらいか、30年は経っていないと思うと言う返事。がけ崩れなどでよく不通になるので、新たにトンネルを掘ってそちらへ通したそうだ。「汽車が通らなくなるとやっぱり寂しいね。この辺もすっかり寂れたよ。住んでいるのは年寄りばかりだから、もう10年もすると半分くらい空き家になるよ」ちょっと寂しい話だ。
道の駅マリンドームで練習船(越山丸)が展示してあったので入ってみた。狭い船内の学生の居住空間に2段ベッドや収納がうまく配置されている。船長室は個室だが狭い。しかし必要な調度品立体的に配置さてていて全く無駄がない。残念ながら機関室は入れなかった。さらに自転車道を進むと古民家の博物館。藁葺きでこの地方独特の曲がり屋だ。古い民具がこれでもか、と言うほど展示してある。何に使うか分からない物が多い。自転車道がなくなり8号線に戻る。大きな川があり、糸魚川と思ったら姫川。糸魚川がない。後で知ったが、糸魚川と言う川はないらしい。そのうち有名な親不知子不知に差し掛かる。後ろに点滅ランプを追加し、黄色い反射たすきを掛けて走る。長い覆道とトンネルを過ぎて親不知駅の上。これで親不知は終わりかと思ったが、実はこの後の方が本番なのだ。
今日はここの道の駅(親不知ピアパーク)で宿泊。高速道路の下という珍しい道の駅レストランの前が広いしテーブルもベンチもある。



テーブルでご飯を炊く準備ををしている時、話しかけて来たおっさん。話好きで何となく一緒に飲み食いする事になった。彼が持参したイカやカツなどご馳走になった。この先の明日走る道を懇切丁寧に書き、説明してくれた。自転車だからバイパスは上らず、旧道をとおった方が良いとか。彼は富山市の人で、明日6時にここで友人の待ち合わせして釣りに行く予定とか。私もコーヒーなどご馳走した。
走行距離 46km
支出 2099円

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