2010年10月3日日曜日

10/1 カトリック教会

教会と言っても居住部分は特別な物ではないが当然作りは洋風。戦争で焼ける事もなく、100年以上の歴史ある教会。






居住部分はなんと屋久杉が使われているらしい。ここ龍郷町には7つの教会があり、全てここの神父の受け持ち。この為各教会でのミサ、入院信者への訪問、老人施設などへの訪問、各種イベントへの参加、勉強会など毎日忙しいらしい。他にも教会や設備のメンテナンス、ペンキ塗りなどできる事は何でもやるそうだ。外国の映画などではゆったりと生活しているように見受けられるが実際は楽ではなさそう。
朝は6時から礼拝。申し訳ないが私はまだベッドの中。7時すぎに起き出すと、彼が朝食の準備をしている。カトリックの神父は結婚が認められていないので独身生活である。
10時ごろ教会を出て空港の方を目指す。空港の手前に奄美パークというのがあるので入ってみる。ウイークデーのためか人は少ない。奄美列島の見所、
や風習や特産品などを紹介するコーナー。大きなスクリーン。模擬体験コーナーなどがあり。初めて見る分には楽しいが何度も来る事はないであろう。隣に田中一村と言う画家の記念館がある。栃木県出身だが奄美を愛し、奄美の木や草や生き物を独特の画風で表している。生存中はあまり評価されず経済的には恵まれなかったらしい。奄美で書いた絵は殆ど発表される事なく、奄美で生涯を閉じた。名前は知らなかったが見覚えの有る絵だ。
奄美空港、あやまる岬を通って最北端の笠利岬灯台に着く。地図でみると遠そうだが距離は案外短い。道は行き止まりになり、細い階段が道路から上がっている。上って行くと、「ハブ注意の看板」こんな所でハブに噛まれたら大変である。携帯も通じないし他に誰ももない。
幸い道の両側は草が刈り込まれており、大丈夫だろうと上ってみる。灯台の建物には入れず、取り立てて何もないが、景色はきれいだ。帰りもおそるおそる降りる。灯台の先は道が無いので、来た道を戻り国道に出る。





坂を上って反対側に出る。こちらも良い景色だ。岬の峠をいくつか超えトンネルを抜けると丸い湾。ここはかつて隕石が落ちたとされる奄美クレーター。本来離れていた陸地が隕石の落下でつながってしまったらしい。一応検証もされている様なので実際に落ちたのであろう。地下に宇宙からの飛来物が埋まっていると思うとちょっとロマンがある。






空模様が怪しくなって来たので急ぐ。龍郷町まではもう少し。

走行距離 61km
支出 826円

-- Post From My iP

0 件のコメント:

コメントを投稿