2010年10月23日土曜日

10/20 阿蘇

休憩所の駐車場片隅
芝生の上なので快適。曇っていて、気温があまり下がらなかったようで、夜露が降りなかったのは幸いであった。しかし朝はすっかりガスがかかって何も見えない。テントを片付けたりしていると多少は良くなったものの遠くは真っ白。



ゆっくりして9時すぎに出発は。基本的には上りだが多少は下りもある。アスファルトの傷みが目立つ。あちこちひび割れだらけ。補修もでこぼこだ。昨日売店のおばちゃんがよくテントを張っていると言っていた長者原に着く。あんのじょう2時間以上掛かっている。この辺の名物らしいだんご汁を食べた。おいしいが高い。
阿蘇の方角は白くかすんだまま。かなりの急坂だが今までを凌ぐほどではない。2時頃峠に着く。標高1330m。今回の旅で自転車で上った最高地点だ。



峠の直前で夫婦連れに、峠の先はもうずっと下りと言われたが、阿蘇の地形が分かってないのでいまいちピンとこない。峠を超えると急に下り坂。さらにくねくねと下る。どんどん下る。下りの時が阿蘇山の見どころらしいが残念ながら見えず。いろは坂程ではないがブレーキから手は離せない。やっと下りが緩くなり、パーキングで止まってみたが下の町が薄く見えるだけ。ここの標高は750m。と言う事は580mも一気に下った事になる。さらに下る。地形がやっと分かった。さっきの峠が外輪山で、その中は平な土地が広がっているのだ。カルデラの大きさは南北25km、東西18km。カルデラとしては日本第二位。しかしカルデラの中に街があり鉄道まで通っている例は世界にも例がないらしい。かつてはカルデラ湖であった証拠の堆積物もみつかっているそうだ。この中央に阿蘇山がある。
阿蘇山に上る予定は無いので今日は阿蘇の道の駅に泊まる事にする。道の駅は阿蘇駅のすぐ傍にある。あまり良い宿泊場所はないが直売所のテントの下なら良さそうだ。雨も降ってきた。直売所をうろうろしていたら弁当類が半額になった。ラッキーである。弁当と唐揚げを購入で395円なり。案内図によると近所に風呂があるので入る事にした。地元の人は200円、そうで無い人は400円。200円ならともかく、400円払って入るにはちと粗末な風呂である。コンビニも近くにあったのでビールもどきもゲット。あとは直売所が閉まるのを待つばかり。

走行距離 57km
支出 2120円
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