2010年10月5日火曜日

10/3 大運動会

11時頃、他の教会のミサから帰った神父と2人で小学校の運動会にでかけた。とは言っても教会からは目と鼻の先。龍瀬小学校は全校生徒が70人弱の小さな学校。家族がたくさん応援に来ている。爺ちゃんも婆ちゃんも大勢で。種目に特別なものはないが、よく見ると家族が参加する種目が多い。1家族全員で一緒に走るのもある。幼児や爺ちゃん婆ちゃんは大きくハンディーを貰う。お父さんが一番遠い所からスタートだ。よちよち歩きの子はお母さんが小脇に抱えて走る。ゴール前になるとおろして貰って得意顏でゴールイン。微笑ましい光景だ。内地で見られないのは踊り。八月踊りと言う奄美の伝統的な踊りを生徒も家族もみんな一緒に踊るのだ。主役は婆ちゃんの太鼓。直径30cm程の太鼓を片手で持ってバチで叩きながらリズムを取り、足はステップを踏む。踊りは何種類もあって、それぞれリズムが違う。阿波踊りの様なテンポの早いものもあって、この時は二人掛かり。一方が太鼓を持ち、もう一方がバチを二本使ってリズミカルに叩く。唄はお爺ちゃんか。






昼になるとめいめいの家族は体育館にシートを敷いて陣どり、まるで宴会。私と神父は夕べの信者の家族に招待されているのでみんなと輪になって座る。何段ものお重に豪華な料理が並んでいる。暑い所なので揚げ物が多いのが目立つ。ビールが欲しいところだがさすがにそれは無い。しし撃ち名人のお父さんも焼酎がなくて、ちょっと寂しそう。散々ご馳走になった。神父が次へ行きましょうと言う。少し離れた別の小学校へも行く約束をしてあるとの事。10km程離れた秋名小学校。人が少ないのでどうしたかと思ったら、全校生徒は29人。校庭はさっきの倍くらいある。広くて生徒が少ないので応援の家族もまばらに見える。
生徒が少ないのをカバーする様に卒業生の参加が多い。中学生が進行の手伝いをしたり、高校性が走ったりする。地区対向リレーは一年生から一般まで連続して走る。さっきの学校では午前中の最後にやった八月おどり、ここは最終種目だ。私には区別はつかないが、踊りも歌も地区によって微妙に違うのだそうだ。
教会に帰ると神父は信者が入院している病院へ行った。夜は7時からミサがあるらしい。殆どが暇なしの忙しさ。暇な私は、せめて夕食くらい準備しなくてはと思い、近所の店から野菜を買って来てサラダを作った。学校での昼の残りを沢山貰って来てあるのでサラダくらいあれば十分でなのである。所が8時半ごろミサを終えた神父が、さあ出かけますよと言う。信者から夕食の誘いが来たのだと言う。せっかく作ったがサラダは冷蔵庫に押し込む。行き先はさっき買い物した店の前の家。とれたてのタイやカツオの刺身を頂く。さわらの味噌漬けは初めてだがもっちりしておいしい。ここの御主人が釣った物らしい。もう一人客がいて、この人が漁の指南役らしい。指南役がサメをつった時の武勇伝を聞かせて貰った。サメは糸を切るためにジャンプして回転するそうだ。
指南役はすぐ裏に住んでいて、珍しい花が咲いたと言うので見に行った。(下がり花)と言うもので夜しか咲かないと言う。田中一村の絵のモチーフにもなっている花だ。





走行距離 0km
支出 850円

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